Gematria XIIX
"Sci-Fi" Gothic Project
Gematria XIIX
月世界をテーマにした創作プロジェクト
音楽と文章、視覚表現などを用い世界観を展開していくSFゴシック叙事詩
月の異文明【IX】と、地上世界の実効支配者【星帝教会】を中心に描かれる、呪われた血と神性、そして宇宙の真理を廻る物語

Prologue
遥か未来
かつて地球と呼ばれていたこの星は、
幾度とない文明の盛衰を経て、僅かな人類と旧世界の遺物のみが残されていた。
文明を滅ぼした血の呪い。
そして失われた旧世界のテクノロジー。
それらは禁術と称され隠匿されていた。
星の支配者【星帝教会】はそれら禁断の力を使い、
人類種を新たなる世界へ導く礎とした。
人々には縋るべき光が必要だったのだ。
仄暗い世界を生き抜くために。
上位世界からの啓示、あるいは真理。
目醒めなさいーー
愛しき仔等よ。
Character
【月の住人】
ロキ:双子 白銀の髪の子供。中性的な外見で、少女とも少年とも取れる。美しく、そして狂気を孕んだ月の仔
ロナ:ロキと瓜二つのIX。いつもニコニコしている。天真爛漫ポジティブ宇宙人
ルキ:長髪、切長の双眸。冷静沈着で寡黙なIX。みたらし団子が好き
【椿座談話室】
在語:剪定者
砕花:剪定者
華音:剪定者
【星帝教会・使徒】Apostle XX
XXIV / Lucia(ルシア) 慈愛の光
XXV / “司書”
XXVI / Dahlia(ダリア) 背徳の枷
XXVII / Rozetta(ロゼッタ) 慈悲なる荊棘
XXX / Anemone(アネモネ) 喪失の花
XXXI / Benedetta (ベネデッタ) 異端審問官
XXXII / Dorothy(ドロシィ) 欠落の灰
XXXIII / The Death(ザ・デス) 無明の闇
【黒山羊】
美遊海オルカ
惡多川セナ
刀々イスカ
残花シキ
Words
【月】The Moon
かつて何者かが創造した世界。
現在は魂の調律、輪廻の管理機関として機能している。
反世界、別世界への門の役割もあり、月を特異点として多世界へ繋がっている。
月面には月桜と呼ばれる赤い花を咲かせる白い木のような構造体が立ち並ぶ。四季が存在し、春には血のように赤い桜が舞う。
【IX】
神性。月に存在する種族。
基本的に性別の概念はない。大抵容姿は白く、美しい子供の姿をしている。
善悪の概念もない。全存在の幸せを願っている。
限りなく純真無垢で、故に残酷な宇宙意志の代弁、執行者。
【椿座談話室】
月の電話番。魂の剪定者。
潰えし魂の回収と救済を司る。死神のような存在。
唯識天球儀(ユイシキテンキュウギ)と呼ばれるシステムを運用し魂を管理している。
【剪定者】
椿座に属するIX。“忌み椿”と呼ばれる穢れた魂を剪定する。
因果律、神の理法を断ち切れる大きな鋏を持っている。
黒電話が鳴れば、大鋏を持ち、穢れた魂を刈る武装集団として機能する。
常に眼を瞑っている。
彼らがその眼を開くとき、現世の理は悉く粛清されるだろう。
【神性】
世界を律する理。現世に流れる理法を支配する神の如き力。或いは神そのもをを指す。
【円環】
神性保持者の頭上に顕現する環状の光。
かつて人類が想像した天使の輪に酷似している。神格のクラスを表す指標とされる。
【星遺物】The Stella Relic
神世界のレリック、別宇宙に関連しているとされている。
旧支配者が残した奇跡を齎すアイテム。
【天理眼】
宇宙の中心に存在する、別世界の魔王の眼の一部。
星遺物の一種。教会が所有しているが、一部の欠片のみである。
「神の庭」に通じているとされおり、平行宇宙の全ての可能性を視る事ができる。
とても恐ろしい。
通常生命体は近付くだけで発狂死する。
神性保持者であろうとも、決して眼を合わせてはいけない。
その闇色の深淵を見れば、無限の虚無に囚われ、永遠に因果外領域を彷徨い続ける事になる。
【メルキゼデクの遺灰】
祝福を与えるメシアの血統。
永遠の大祭司の類型。その力を宿す灰。天使の遺灰。
純然たる祈りに感応し奇蹟を齎す。
凡ゆる神性を上書き(無効化)する性質を持ち、堕ちた魂ですら救済する。
公には<偽典>とされているが、教会によるプロパガンダの一環によるものである。
祝福以降の新世界への重要な鍵の一つとされる。
【世界の涯】The Worlds End
地上世界。地表は荒廃し自然に回帰しつつある
旧世界を滅ぼした奇蹟により、神性が残留しており汚染されている。
汚染区域は歪んだ神性の影響で理が乱れており、その効力はあらゆる生命に死を齎す。
魂を侵す呪いである。
人類は汚染濃度の低い地域、旧世界の遺構や都市の跡地などで暮らしている。
一部は大気圏内を周回している自律型回遊空中都市へ移り、汚染の少ない空で生活している。
四季は失われ、色褪せた風景が広がっている。
【星帝教会】The Stella Relic Church
旧支配者の血脈で構成された、星の実効支配者。
旧世界の遺構を拠点にしている組織。
宗教というより自然淘汰の果てに体系化された社会システムに近い。
長い歴史を経た結果、必然的に宗教的な概念しか残らなかったとも言える。
祝福による母なる大地の浄化、救済することを目的の一つとしている。
【使徒】Apostle
星帝教会上層部の構成メンバー。
旧支配者の血脈を継ぐ。故に神性の一部を保持しており、それ由来の固有の特殊能力を有する。
それらは奇蹟、あるいは魔術と称される。上位者は星を詠む力がある(未来視)
洗礼名=固有のナンバーが与えられる。
XXIV / Lucia(ルシア) 慈愛の光 [平等なる死、因果の終焉]
XXV / “司書” 裏図書館の管理者
XXVI / Dahlia(ダリア) 背徳の枷 [支配]
XXVII / Rozetta(ロゼッタ) 慈悲なる荊棘 [革命家] 最高位
XXX / Anemone(アネモネ) 喪失の花 [自殺志願] 異端児
XXXI / Benedetta (ベネデッタ) 異端審問官 [嗜虐性の権化]
XXXII / Dorothy(ドロシィ) 欠落の灰 [ 完全性の体現、略奪]
XXXIII / The Death(ザ・デス) 無明の闇 [死神] 異形の長身、髑髏仮面
etc.
【黒山羊 / The Black Goat】
教会直属の黒き武装組織。教会に仇なす者の敵。地上の凶星。
肉体はスペアがあり、魂を引き継ぎながら任務を全うする人造超人戦闘集団。生殖能力は失っている。
現世の理に反する存在のため椿座からは抹消対象とされている。
IX曰く「傀儡」。首を一周する縫目のような呪痕がある。
RED-RUM触媒による覚醒時は赤眼化し、限定的に神性を獲得する。
【REDRUM触媒】
覚醒強化を促す旧支配者の血を用いた触媒。
教会直下の機関<蒼き揺籠>が研究・生産している。黒山羊専用。
元よりこの技術を運用する為に黒山羊が製造された。
擬似的な神性を獲得し、人類の領域を超越した能力を獲得する。
代償は魂の汚染 祝福を受けられなくなる。穢れとされた呪いの一品。
現世の理法から外れた概念であるため、月は容認していない。
使用時は赤眼化する。
【神性星遺物保存研究機構「第四の季節」Vier Jahreszeiten】
神性に関する一切、及び星遺物の管理、研究、保全、運用を担う教会の関連組織。
【Ahnenerbe】
「第四の季節」内の調査機関。
複合△眼式霊媒幻視鏡、及び調律された霊的超人集団を用いた観測機構を運用する。
量子論的アプローチによる霊視に近く、世界そのものに記述された情報を読み取ることができる。
使用される受動触媒は感応性が高い、主に子供たちが多い。濁りのない純白の無菌室で管理運用されている。
意識レベルは限りなく零に近く、自我は封印、あるいは排除処理されている。
触媒は黒山羊の”廃材”を使用することもあり、魂の残り滓を浄化精製し高純度に錬成、再利用される。
この錬成法も旧世界の遺物であり、禁術の一種である。
【message:Ⅸ】
月世界の音。<第四の季節>により解読された旧世界の記録。
かつての観測者の夢、記憶の断片、或いは秘匿された別世界の情報が、知覚可能な現象として顕現したもの。
神性保持者である第九種族の領域を、人類種が認識可能な次元(周波数)に落とし込んだ際に生じる特殊言語とも言える。
現在観測されいている断章
・白ヰ春
・月の窓
・朔
・1969の聲